古い消火器にご注意ください
2006年05月15日
消火器は屋外などに長く置かれた場合、雨水などにより下部が腐食していることがあり、内部の圧力により底が抜けて消火器自体が飛び上がることがあります。このことにより死亡事故も起きています。特に粉末型消火器は安全ピンを抜き、レバーを押し下げた瞬間に爆発する事故が起きることがあります。また、レバーを押すときには消火器の上に顔が来る状態になるため大変危険です。家庭用の消火器には点検の義務はありませんが、5年程度経過したもの、傷やサビがある場合は専門業者に依頼して点検を受けることをお勧めします。大川商会でも点検・処分を承りますので消火器の台数にかかわらずご相談ください。
- 消火器のチェック項目
- 本体の上部もしくは底近くの溶接部分にヒビやゆがみなどはありませんか?
- 消火器全体に腐食やヒビ、変形などはありませんか?
- 処分する場合の注意
- 消火器はゴミとして廃棄できません。産業廃棄物として専門業者に処分を依頼してください。
- 消火器の点検整備には資格と専用工具が必要です。危険ですから、分解などしないでください。
- 購入した販売業者もしくは信頼の置ける消火器販売業者にご連絡ください。